喫煙の依存性

ここではタバコの成分から、喫煙の健康に与える問題点を見ていきます。タバコには、主に3つの成分が入っています。その3つが、タール・一酸化炭素・ニコチンです。

それではまず、タールから紹介します。タールは石炭に由来する物質で、ベンゼンという物質が多く含まれています。ベンゼンの含有量が非常に多いことから発がん性があるとされており、石炭から作られたコールタールは危険物として登録されています。タバコのヤニの正体が、タールという物質です。

次に、一酸化炭素です。火事などの報道の際に、一酸化炭素中毒という言葉を聞いたことのある人も多いのではないでしょうか。一酸化炭素とは、血液中の成分に影響をおよぼす物質で、血小板などを傷つけたり、血中の酸素欠乏を引き起こします。また、体内の一酸化炭素濃度が高くなると、全身が酸素欠乏状態となります。

最後に、ニコチンです。喫煙者が禁煙に苦労する一番の原因が、このニコチンです。ニコチンは、多幸感と依存性のある物質です。ニコチンが体内にあると、とても幸せなような、落ち着いた気分になります。逆にニコチンがないと、身体が強くニコチンを求めます。このことからタバコには依存性があるといわれ、やめられない人が多いのです。

タバコは様々な害を持っていながらも、依然多くの人が楽しむ嗜好品となっています。その理由は、ニコチンの強い依存性にあると考えられます。しかし、多くの人が健康への影響を考えタバコを止められたのもまた事実です。


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